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取材日:2016年02月20日 尾張・名古屋

国府宮はだか祭(儺追神事) Hadaka-Matsuri at Kounomiya

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正式には儺追神事と言い、その歴史はとても古く、767年に称徳天皇の勅命により悪疫退散の祈祷が全国で行われたことに由来する祭です。はだか祭は神饌によって選ばれた儺追人(神男)に厄を負ってもらう行事で、旧正月2日の標柱建式から始まり、儺追神事まで、大鏡餅奉納などさまざまな行事が執り行われます。儺追神事当日はお昼頃からはだか祭に参加できない女性やお年寄りの厄 除けの願いを込めた儺追笹を裸男が勢い良く捧げる姿がみえ、続々と周辺地域から裸男が訪れます。最後に、重要な役割を担う小池正明寺の手桶隊が登場すると、境内は一気に興奮が増 し、いよいよ神男が裸男の大群衆の中に現れるのです。神男に群がる裸男の中に道を作らせるように手桶隊が勢い良く水を浴びせ、神男は厄を受けてもらおうとする裸男にもみくちゃにされながら、およそ1時間かけて儺追殿まで進み、儺追殿に引き上げられて儺追神事は無事終了し、裸男は家路につきます。
祭の喧騒もすっかりと静まった翌日未明の午前3時、もう一つの重要神事である夜儺追神事が行われ、あらゆる罪穢れを詰め込んだ土餅を神男が背負って外に出て帰り道の途中でそれを捨て、神職がその場に埋めて神事は終わります。


開催時期:旧暦1月13日(儺追神事)、夜儺追神事:翌日未明
ところ:稲沢市尾張國大御霊神社
交通:名鉄名古屋本線国府宮駅下車
公式HP:http://www.konomiya.or.jp/main/hadakamatsuri


朝から参拝客で賑わうが、この日はあいにくの雨模様
1年間使われた儺追布が返され、新しい儺追布を参拝者は持ち帰る

 

本殿にお供えされた奉納大鏡餅 あまりの重さに専用のリフトで設置されます

 

お昼頃になると儺追笹を掲げた裸男が続々とやって来る

 

 参詣する裸男の群衆

 

それぞれの地域に多くの奉賛会があり、儺追笹は各地区で流儀が異なるようです

 

時間が経つにつれ、裸男はどんどん増えていく

 

最後に登場する小池正明寺の裸男の桶隊

水をぶっかけて神男の進む道を作る重要な役を担う

桶隊の登場は神男が登場する目印でもあり、場内が一気に盛り上がる

 

 

 桶隊が群衆に水をぶっかけ怯ませて、神男が進む道が開かれていく

 

 男たちの発する熱と水が反応してもうもうと湯気が立ち込める

 

 神男に触れて厄を落とそうと裸男がせめぎあう

 

 およそ1時間かけて神男が儺追殿たどり着き、引き上げられ儺追神事は無事終了する

 

 昼間の祭の賑わいが嘘のように静まりかえる午前3時

本殿から離れた庁舎で夜儺追神事が執り行われる

 

 夜儺追神事は、この祭の中でもっとも神聖視される神事

 

 神男に世の中の罪穢を詰めたとされる黒い土餅を背負わせ神社から追い払う

 

神男は神社から走り去り、途中で土餅を捨てる

神職がその場に埋めて夜儺追神事は終わる



 

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